数値をカンマ編集するには、TO_CHAR関数を使用すればOKです。
構文
- (数値をカンマ編集する)
- TO_CHAR(<対象数値>, <フォーマット形式>)
フォーマット形式に使用する記号は以下の通りです。
記号 | 解説 |
---|---|
9 | 数値1文字を表す。対象桁位置に数値が無い場合は表示しない |
0 | 数値1文字を表す。対象桁位置に数値が無い場合は0を表示する |
G | 桁区切り文字を表す。(カンマを指定しても同じです。) |
, | 指定位置にカンマを表示する |
. | 小数点記号を表す |
L | 通貨記号を表す。 |
サンプルソース
例)1234567をカンマ編集する
1 |
SELECT TO_CHAR(1234567, '999G999G999') FROM dual; |
- 実行例
- TO_CHAR(1234567, '999G999G999') -------------------------------------- 1,234,567
数値フォーマット例
数値フォーマットの例です。
フォーマット指定 | 結果 |
---|---|
TO_CHAR(1234567,'FM999,999,999') | 1,234,567 |
TO_CHAR(1234567890,'FM999,999,999') | ############ |
TO_CHAR(1234567.123,'FM999,999,999') | 1,234,567 |
TO_CHAR(1234567.123,'FM999,999,999.000') | 1,234,567.123 |
TO_CHAR(1234567.124,'FM999,999,999.00') | 1,234,567.12 |
TO_CHAR(1234567.125,'FM999,999,999.00') | 1,234,567.13 |
TO_CHAR(1234567,'999,999,999') | 1,234,567 |
TO_CHAR(1234567,'FMS999,999,999') | +1,234,567 |
TO_CHAR(-1234567,'FMS999,999,999') | -1,234,567 |
TO_CHAR(-1234567,'S999,999,999') | -1,234,567 |
TO_CHAR(1234567,'FM000,000,000') | 001,234,567 |
TO_CHAR(1234,'FM000,000,000') | 000,001,234 |
TO_CHAR(1234,'FML999,999,999') | \1,234 |
TO_CHAR(-1234567,'FML999,999,999') | -\1,234,567 |
解説
- フォーマット形式で指定した桁数を超えた場合は、「#####」のように表示されます。