ORACLE機能 データディクショナリ

[データディクショナリ] インデックスの情報を取得する

投稿日:2017年3月11日 更新日:

INDEX(索引)の情報を参照するには、
INDEXESデータディクショナリビューを参照します。

INDEXESデータディクショナリの種類

INDEXESデータディクショナリビューには以下3種類があります。

【INDEXESデータディクショナリビューの種類】
DBA_INDEXES全てのINDEX情報を対象とする ※権限が必要
ALL_INDEXESログインユーザが参照可能なINDEXを対象とする
USER_INDEXESログインユーザが保持するINDEXを対象とする

INDEXESデータディクショナリの定義

INDEXESデータディクショナリの定義です。

(DBA_INDEXES/ALL_INDEXES/USER_INDEXESの違いは、OWNER列のありなしのみです。)

【INDEXESデータディクショナリ】
列名メモ
OWNERVARCHAR2(30)インデックスの所有者
※DBA_INDEXES/ALL_INDEXESのみ
INDEX_NAMEVARCHAR2(30)インデックス名 ※大文字
INDEX_TYPEVARCHAR2(27)インデックスの種類
※NORMAL、BITMAPなど
TABLE_OWNERVARCHAR2(30)テーブルの所有者
TABLE_NAMEVARCHAR2(30)テーブル名
TABLE_TYPECHAR(5)テーブルの種類
※TABLEなど
UNIQUENESSVARCHAR2(9)
COMPRESSIONVARCHAR2(8)
PREFIX_LENGTHNUMBER
TABLESPACE_NAMEVARCHAR2(30)表領域名
INI_TRANSNUMBER
MAX_TRANSNUMBER
INITIAL_EXTENTNUMBER
NEXT_EXTENTNUMBER
MIN_EXTENTSNUMBER
MAX_EXTENTSNUMBER
PCT_INCREASENUMBER
PCT_THRESHOLDNUMBER
INCLUDE_COLUMNNUMBER
FREELISTSNUMBER
FREELIST_GROUPSNUMBER
PCT_FREENUMBER
LOGGINGVARCHAR2(3)
BLEVELNUMBER
LEAF_BLOCKSNUMBER
DISTINCT_KEYSNUMBER
AVG_LEAF_BLOCKS_PER_KEYNUMBER
AVG_DATA_BLOCKS_PER_KEYNUMBER
CLUSTERING_FACTORNUMBER
STATUSVARCHAR2(8)
NUM_ROWSNUMBER
SAMPLE_SIZENUMBER
LAST_ANALYZEDDATE
DEGREEVARCHAR2(40)
INSTANCESVARCHAR2(40)
PARTITIONEDVARCHAR2(3)
TEMPORARYVARCHAR2(1)
GENERATEDVARCHAR2(1)
SECONDARYVARCHAR2(1)
BUFFER_POOLVARCHAR2(7)
FLASH_CACHEVARCHAR2(7)
CELL_FLASH_CACHEVARCHAR2(7)
USER_STATSVARCHAR2(3)
DURATIONVARCHAR2(15)
PCT_DIRECT_ACCESSNUMBER
ITYP_OWNERVARCHAR2(30)
ITYP_NAMEVARCHAR2(30)
PARAMETERSVARCHAR2(1000)
GLOBAL_STATSVARCHAR2(3)
DOMIDX_STATUSVARCHAR2(12)
DOMIDX_OPSTATUSVARCHAR2(6)
FUNCIDX_STATUSVARCHAR2(8)
JOIN_INDEXVARCHAR2(3)
IOT_REDUNDANT_PKEY_ELIMVARCHAR2(3)
DROPPEDVARCHAR2(3)
VISIBILITYVARCHAR2(10)
DOMIDX_MANAGEMENTVARCHAR2(14)
SEGMENT_CREATEDVARCHAR2(3)

サンプル

INDEXESデータディクショナリビューを検索するサンプルです。

例)自身が参照できるINDEX名の一覧を取得する

例)'TARO'ユーザが所有するINDEXの一覧を取得する

例)自スキーマの'M_USER'テーブルに設定されているINDEX一覧を取得する

メモ

  • INDEX_NAMEを検索条件とする場合、INDEX名は必ず大文字で指定してください。
  • DBA_INDEXESを検索する場合は、すべてのINDEXを参照する権限が必要です。
  • USER_INDEXESは「IND」シノニムでもアクセス可です。
    (例)SELECT * FROM IND;

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