ストアドオブジェクトのエラー情報を参照するには、XXX_ERRORSデータディクショナリビューを参照します。
XXX_ERRORSデータディクショナリの種類
XXX_ERRORSデータディクショナリビューには以下3種類があります。
DBA_ERRORS | 全てのストアドオブジェクトのエラー情報を対象とする ※権限が必要 |
---|---|
ALL_ERRORS | ユーザが参照可能なストアドオブジェクトのエラー情報を対象とする |
USER_ERRORS | ユーザが保持するストアドオブジェクトのエラー情報を対象とする |
XXX_ERRORSデータディクショナリの定義
XXX_ERRORSデータディクショナリの定義です。
列名 | 型 | メモ |
---|---|---|
OWNER | VARCHAR2(30) | オブジェクトの所有者 ※DBA_ERRORS、ALL_ERRORSのみ |
NAME | VARCHAR2(30) | オブジェクト名 |
TYPE | VARCHAR2(12) | オブジェクト種類 (VIEW/PROCEDURE/FUNCTION/PACKAGE/PACKAGE BODY/TRIGGER/TYPE/TYPE BODY/LIBRARY/JAVA SOURCE/JAVA CLASS/DIMENSION) |
SEQUENCE | NUMBER | エラー箇所の順番 |
LINE | NUMBER | エラー箇所の行番号 |
POSITION | NUMBER | エラー箇所の位置 (行の先頭からの位置) |
TEXT | VARCHAR2(4000) | エラーメッセージ |
ATTRIBUTE | VARCHAR2(9) | エラーの属性 (ERROR/WARNING) |
MESSAGE_NUMBER | NUMBER | エラー番号 |
サンプル
例)DBA_ERRORSデータディクショナリビューを検索する
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SELECT * FROM DBA_ERRORS; |
メモ
- OWNERやNAME列に対して検索条件を指定する場合は、大文字で指定する必要があります。