シノニムの情報を参照するには、
XXX_SYNONYMSデータディクショナリビューを参照します。
XXXの箇所には、DBA、ALL、USER のいずれかが入ります。
XXX_SYNONYMSデータディクショナリの種類
XXX_SYNONYMSデータディクショナリビューには以下3種類があります。
DBA_SYNONYMS | 全てのシノニム情報を対象とする ※権限が必要 |
---|---|
ALL_SYNONYMS | ユーザが参照可能なシノニム情報を対象とする |
USER_SYNONYMS | ユーザが保持するシノニム情報を対象とする |
XXX_SYNONYMSデータディクショナリの定義
XXX_SYNONYMSデータディクショナリの定義です。
列名 | 型 | メモ |
---|---|---|
OWNER | VARCHAR2(30) | シノニムの所有者 ※DBA_SYNONYMS、ALL_SYNONYMSのみ |
SYNONYM_NAME | VARCHAR2(30) | シノニム名 |
TABLE_OWNER | VARCHAR2(30) | シノニム参照先オブジェクトの所有者 |
TABLE_NAME | VARCHAR2(30) | シノニム参照先オブジェクト名 |
DB_LINK | VARCHAR2(128) | DBLINKを使用している場合は、DBLINK名 |
サンプル
例)データベース上の全てのシノニム情報を取得する
1 2 |
SELECT * FROM DBA_SYNONYMS; |
例)自身がアクセスできる全てのシノニム情報を取得する
1 2 |
SELECT * FROM ALL_SYNONYMS; |
例)自身が所有する全てのシノニム情報を取得する
1 2 |
SELECT * FROM USER_SYNONYMS; |
メモ
- OWNERや SYNONYM_NAME列に対して検索条件を指定する場合は、大文字で指定する必要があります。