データベースファイルの情報を参照するには、
DBA_DATA_FILESデータディクショナリビューを参照します。
DATA_FILESデータディクショナリの種類
DATA_FILESデータディクショナリビューには以下1種類があります。
DBA_DATA_FILES | データベースファイルの情報を参照する ※権限が必要 |
---|
ALL_~、USER_~ はありません。
DBA_DATA_FILESデータディクショナリの定義
DBA_DATA_FILESデータディクショナリの定義です。
列名 | 型 | メモ |
---|---|---|
FILE_NAME | VARCHAR2(513) | データベースファイル名 |
FILE_ID | NUMBER | データベースファイルの識別子番号 |
TABLESPACE_NAME | VARCHAR2(30) | ファイルが属する表領域名 |
BYTES | NUMBER | ファイルのサイズ(バイト単位) |
BLOCKS | NUMBER | ファイルサイズ(ブロック数) |
STATUS | VARCHAR2(9) | ファイルの状態 AVAILABLE/INVALID |
RELATIVE_FNO | NUMBER | 相対ファイル番号 |
AUTOEXTENSIBLE | VARCHAR2(3) | 自動拡張可能かどうか |
MAXBYTES | NUMBER | ファイルの最大サイズ(バイト単位) |
MAXBLOCKS | NUMBER | ファイルの最大サイズ(ブロック数) |
INCREMENT_BY | NUMBER | 自動拡張時の増分(ブロック数) |
USER_BYTES | NUMBER | ユーザが使用できるサイズ(バイト単位) |
USER_BLOCKS | NUMBER | ユーザが使用できるサイズ(ブロック数) |
ONLINE_STATUS | VARCHAR2(7) | オンライン状態 SYSOFF/SYSTEM/OFFLINE/ONLINE/RECOVER |
LOST_WRITE_PROTECT | VARCHAR2(7) | ファイルの書込みの欠落保護ステータス ENABLED/SUSPEND/OFF |
サンプル
データディクショナリビューを検索するサンプルです。
例)表領域「TBS01」が使用しているデータベースファイル名を取得する
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SELECT FILE_NAME FROM DBA_DATA_FILES WHERE TABLESPACE_NAME = 'TBS01'; |
メモ
- ファイル名を検索条件とする場合、必ず大文字で指定してください。
- ブロック数単位で表示されるパラメータの実サイズを求めるにはブロックサイズが必要です。ブロックサイズを確認したい場合は、以下関連記事をご覧ください。