リサイクルビンからテーブルを復活させる方法です。
リサイクルビンとは、Windowsでいう「ゴミ箱」と同様のものです。
手順
手順1)復活させるテーブルのRECYCLEBIN名を取得する
「show recyclebin」コマンドで、RECYCLEBIN内のオブジェクト一覧が表示されます。
- SQL*Plus
- SQL> show recyclebin ORIGINAL NAME RECYCLEBIN NAME OBJECT TYPE DROP TIME ---------------- ------------------------------ ------------ ------------------- M_USER BIN$lnPd4oBGQ2qguRDdKn8L1e==$0 TABLE 2017-05-01:16:38:42 M_DEPT BIN$vIAs7wFwHsoU9uVxILt3Y0==$0 TABLE 2017-05-01:16:40:15 SQL>
手順2)RECYCLEBIN名を指定して復活させる
手順1で表示されたRECYCLEBIN名を指定します。
(M_USERテーブルを復活させたい場合は以下のように指定します。)
- SQL*Plus
- SQL> FLASHBACK TABLE "BIN$lnPd4oBGQ2qguRDdKn8L1e==$0" TO BEFORE DROP; フラッシュバックが完了しました。
解説
- RECYCLEBIN内のオブジェクトを空にしたい場合は、「PURGE RECYCLEBIN」コマンドを使用します。