オラクルの表領域がSMALLFILEかBIGFILEのどちらか確認するには、
DBA_TABLESPACESデータディクショナリを検索すればOKです。
サンプル
例)表領域がBIGFILEかどうか確認する
- 実行例
- SQL> select tablespace_name, bigfile from dba_tablespaces; TABLESPACE_NAME BIGFILE -------------------- ---------- SYSTEM NO SYSAUX NO SAMPLE YES 3行が選択されました。
SMALLILE、BIGFILEの違い
SMALLILE、BIGFILEの違いは以下の通りです。
SMALLFILE 表領域
何も指定せずに表領域を作成すると、SMALLFILE表領域となります。
DBブロックサイズが8192バイトの場合、1データファイルの最大サイズは32GBです。
1データファイル当たりなので、1表領域に複数データファイルを割り当てれば32GBを超える表領域にできます。
BIGFILE 表領域
Oracle10gから導入された形式です。
DBブロックサイズが8192バイトの場合、1データファイルの最大サイズは32TBです。
データファイル形式にBIGFILEを使用した場合は、1つの表領域に複数のデータファイルを割り当てることはできません。
解説
- DBA_TABLESPACESの BIGFILE列が YESの場合は BIGFILE、NOの場合は SMALLFILEです。