SQL*Plusではカラムにフォーマットを指定して結果を表示することができます。
構文
- (SELECTの結果の列幅を指定する)
- COLUMN <列名> FORMAT <フォーマット> [TRUNCATE]
次のように省略できます。 COLUMN⇒COL、FORMAT⇒FOR、TRUNCATE⇒TRU
値 | 意味 |
---|---|
<列名> | 列幅を指定する列名を指定する |
<フォーマット> | 列幅やフォーマットを指定する (例)a10⇒列幅10バイト 999,999⇒数値カンマ編集6桁 |
TRUNCATE | 付加すると桁数に収まらない分は、切り捨てて表示する ※指定しない場合は、折り返して表示します。 |
数値フォーマット
例)col1列にフォーマット「999,999,999.00」を指定する
- SQL*Plus
- SQL> column col1 format '999,999,999.00' SQL> select 1234567 as col1 from dual; COL1 --------------- 1,234,567.00
1行目でフォーマット指定を行っています。
桁数フォーマット
例)col1列に5桁で折り返す指定をする
- SQL*Plus
- SQL> column col1 format a5 SQL> select 'ABCDEFGHIJKL' as col1 from dual; COL1 ----- ABCDE FGHIJ KL
1行目でフォーマット指定を行っています。
- SQL*Plus
- SQL> column col1 format a5 truncate SQL> select 'ABCDEFGHIJKL' as col1 from dual; COL1 ----- ABCDE
truncateを付けると指定桁数を超えた分は切り捨てられます。
フォーマットのクリア
例)col1列に設定したフォーマットをクリアする
- SQL*Plus
- SQL> column col1 clear SQL> select 'ABCDEFGHIJKL' as col1 from dual; COL1 ------------ ABCDEFGHIJKL
1行目でフォーマット指定の解除を行っています。
解説
- 構文にあるキーワードは以下のように省略できます。
COLUMN⇒COL、FORMAT⇒FOR、TRUNCATE⇒TRU