リサイクルビンからテーブルを完全に削除するには、purge recyclebinコマンドを使用します。
サンプル
まずは、リサイクルビンの内容を確認します。
リサイクルビンの内容の一覧を表示する
- SQL*Plus
- SQL> show recyclebin ORIGINAL NAME RECYCLEBIN NAME OBJECT TYPE DROP TIME ---------------- ------------------------------ ------------ ------------------- M_USER BIN$lnPd4oBGQ2qguRDdKn8L1e==$0 TABLE 2017-09-01 16:38:42 M_DEPT BIN$vIAs7wFwHsoU9uVxILt3Y0==$0 TABLE 2017-09-01 16:40:15 SQL>
削除は、全件削除もしくはオブジェクト指定の削除があります。
例1)リサイクルビンの内容を全て削除する
- SQL*Plus
- SQL> purge recyclebin; リサイクルビンがパージされました。
これを実行すると戻せなくなるので慎重に実行してください。
例2-1)削除前のテーブル名を指定して削除する
- SQL*Plus
- SQL> purge table M_USER; リサイクルビンがパージされました。
例2-2)リサイクルビン名を指定して削除する
- SQL*Plus
- SQL> purge table "BIN$lnPd4oBGQ2qguRDdKn8L1e==$0"; リサイクルビンがパージされました。
解説
- テーブル名指定の削除の場合、同名のテーブルが複数存在した場合は一番古い1件のみ削除されます。