RMANでバックアップを取得するには、BACKUPコマンドを使用します。
構文
- (RMANのBACKUPコマンド)
- BACKUP [バックアップ型式] <バックアップ対象> [パラメータ];
コマンドサンプル
例1)データベース全体のバックアップを取得する
RMAN> BACKUP DATABASE;
例2)表領域「tbs01」のバックアップを取得する
RMAN> BACKUP TABLESPACE tbs01;
例3)データファイル「C:\oracle\test.dbf」のバックアップを取得する
RMAN> BACKUP DATAFILE 'C:\oracle\test.dbf';
例4)データベース全体のバックアップをバックアップセット型式で取得する
RMAN> BACKUP AS BACKUPSET DATABASE;
例5)データベース全体のバックアップをイメージコピー型式で取得する
RMAN> BACKUP AS COPY DATABASE;
例6)データベース全体のバックアップとアーカイブログファイルをバックアップする
RMAN> BACKUP DATABASE PLUS ARCHIVELOG;
例7)レベル0増分バックアップを取得する
RMAN> BACKUP INCREMENTAL LEVEL 0 DATABASE;
例8)レベル1差分増分バックアップを取得する
RMAN> BACKUP INCREMENTAL LEVEL 1 DATABASE;
例9)レベル1累積増分バックアップを取得する
RMAN> BACKUP INCREMENTAL LEVEL 1 CUMULATIVE DATABASE;
解説
- コマンドの最後にはセミコロン「;」が必要です。
- AS BACKUPSET、AS COPYでバックアップ型式を指定しない場合は、CONFIGUREで設定されているバックアップ型式が採用されます。