RMANで取得したバックアップの整合性をチェックするには、CROSSCHECKコマンドを使用します。
構文
- (RMANのCROSSCHECKコマンド)
- CROSSCHECK <対象>;
コマンドサンプル
例1)バックアップセット型式の整合性チェックを行う
RMAN> CROSSCHECK BACKUP;
例2)イメージコピー型式の整合性チェックを行う
RMAN> CROSSCHECK COPY;
例3)アーカイブログファイルの整合性チェックを行う
RMAN> CROSSCHECK ARCHIVELOG ALL;
Oracleが認識しているアーカイブログファイルと実際に存在するアーカイブログファイルの整合性をチェックします。
解説
- コマンドの最後にはセミコロン「;」が必要です。
- 整合性チェックは、RMANリポジトリに登録されている情報と実ファイルの整合性が取れているかをチェックします。
- 整合性が取れていない情報は、EXPIREDとなります。