以下のように表示されます。
(日本語)
ORA-01952: システム権限は'XXX'に付与されていません
(英語)
ORA-01952: system privileges not granted to 'XXX'
'XXX'の部分には、スキーマ名またはロール名が入ります。
発生パターン
このエラーは以下のような場合に発生します。
- 対象のスキーマ(ユーザ)やロールからシステム権限を取り消そうとしたが、そもそもそのシステム権限が付与されていない
- エラー例
- SQL> revoke select any table from taro; revoke select any table from taro * 行1でエラーが発生しました。 ORA-01952: システム権限は'TARO'に付与されていません
この例では、ユーザtaroからSELECT ANY TABLE権限を取り消そうとしたが、そもそもその権限が付与されていなかったため例外が発生しています。
対処法
- 取り消そうとしたシステム権限がそもそも付与されていないので、指定したシステム権限名に間違いが無ければ通常はそのままで問題ありません。
- システム権限名や対象(スキーマ名、ロール名)が間違っていた場合は、システム権限名や対象を修正してREVOKEを再実行してください。